資料1(外国人講師を招いた授業での注意)

時間配分

  • 複数の外国人講師を招く場合は、一人につき最低40分程度の時間を取りましょう。20分程度の短い時間で複数回の授業を繰り返すと・・・

内容が表面的で駆け足の授業になってしまいます。

子どもが内容を消化しきれず、混乱してしまいます。複数の国の授業を続けて受けた子どもの感想文に、別の国のことが書いてあることもあります。

時間をかけて準備をした講師は、話したいことをほとんど伝えきれずに終わってしまうので、消化不良でがっかりしてしまうこともあります。

事前連絡

  • 外国人講師に日程や授業内容などの連絡文書を送るときは、日本語が読めるか、漢字にルビが必要かどうかを確認しておきましょう。(話すのは上手でも読むのは苦手な人もいます。)
  • 打合せを早めに行った場合は、授業の数日前(できるだけ前日)に必ず日時・場所・準備するもの等の再確認を行いましょう。
  • 講師に給食を用意する場合、宗教によっては食べられないものもありますので、事前に確認しましょう。

授業当日

  • 民族衣装に着替える場合は、更衣室を確保してください。
  • 人前で話すことは誰でも緊張するものです。まして外国人講師にとっては、外国語(日本語)で話すのですから、緊張して言葉につまってしまうこともあります。先生方には、その場に応じた補助をお願いします。また、子どもの質問が難しくてわかりにくい場合は、簡単な言葉で言い換えて伝えると、講師も返答しやすくなります。
  • 子どもが授業中に騒いだり、話を聞かなかったりすると、講師は大変傷つき、その場の雰囲気も悪くなります。また、問いかけても全く反応がなかったり、質問が出ずに落ち込むこともあります。先生方は、質問を促して場を盛り上げたり、授業態度の悪い子どもを注意するなど、積極的なフォローをお願いします。

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