子どもたちのための夏休み世界発見フォーラム

2006/8/24(木) 埼玉教育会館

JICA-NETによるベトナムとのテレビ交流

10:30-12:00

ベトナムのみなさん、こんにちは!

JICA(独立行政法人国際協力機構)のテレビ会議システムを利用して、さいたま市立常盤北小学校5年生の子どもたちが、ベトナムハノイの子どもたちとの交流(=テレビ会議)を行いました。

ベトナムの友達と記念撮影! ベトナムの友達と記念撮影!
ベトナムの友達と記念撮影!

 

最初は緊張していた子どもたちも、お互いに日本やベトナムの紹介クイズを出しあったり、ベトナムの遊びであるダッカウ(羽根蹴りのようなもの)の競争をするうちに段々と元気になってきました。

日本の子どもたちによるソーラン節の披露、ベトナムの子どもたちによるチョンカム(伝統的な歌と踊り)の披露に続き、最後は一緒に「ちいさな世界」を合唱しました。

相手の顔が見える、これぞ正真正銘のリアルタイムの国際交流! たくさんの感想と感動を持った子どもたち。この体験がきっかけとなり、将来世界にはばたく子どもたちが一人でも多く出ることを願っています!

♪ 子どもたちの感想 ♪

  • 学校の代表としてテレビ会議で交流できて楽しかった。またやってみたい。ベトナムの子供たちは日本語が上手で驚いた。(佐々木さん)
  • ベトナムの子供たちは、みんな元気だった。(中村さん ほか)
  • も交流を続けていきたい。(森田さん)
  • ダッカウでは緊張して練習の半分ぐらいしかできなかった。ベトナムの子よりうまくなりたい。ベトナムの踊りは面白かった。(鈴木大貴君)
  • 日本の伝統の踊りを見てもらえてよかった。(橋本君)
  • ベトナムの人たちと合唱したのが一番楽しかった。ベトナムは遠い国だけど、テレビを通じて会話すると電話で話しているようで、近く感じた。(石井さん)
お互いにクイズを出し合いました。 お互いにクイズを出し合いました。
お互いにクイズを出し合いました。

 

「どっこいしょ~!」 とても元気なソーラン節でした。 日本の文化、折り紙を紹介しました。
「どっこいしょ~!」とても元気なソーラン節でした。 日本の文化、折り紙を紹介しました。

異文化理解セミナー

13:30-14:15

<セミナー1>ネパールってどんな国?

講師:カダカ ニーラさん

ネパールについて、国旗、食べ物、住居、学校の様子などを説明しました。子どもにも分かりやすいように、エベレストの高さを富士山と比較しながら紹介。珍しい鳥や昆虫には子どもたちも驚いていました。民族衣装サリーの着付けや、ダンスを皆で踊りました。

ネパールのダンスを体験しました
ネパールのダンスを体験しました

 <セミナー2>セネガルを知ろう!

講師:ジョップ モアさん

セネガルについて、場所、気温、面積、人口、首都ダカールについて説明。民族衣装アナンゴや料理の写真には、子どもたちも興味津々でした。セネガルのスモウを日本と比較しながら紹介。民族楽器ジンベーやバラフォンの音色を聞いたり、コラに触ったりして楽しみました。

実際に“コラ”を触ってみました!
実際に“コラ”を触ってみました!

異文化体験ワークショップ 「世界がもし100人の村だったら…」

14:25-15:25 講師:(財)埼玉県国際交流協会 大西 孝規

世界的ベストセラーとなった「世界がもし100人の村だったら」を使ったワークショップを行いました。  一人1枚ずつカードを持ち、参加者自身が色々な国の人になります。世界の人口分布、男女の比率、年齢分布や大陸ごとの人口分布について、ゲームを通して体験しました。最後に世界の色々な言葉で「こんにちは」を交わし、参加した子どもたちは世界の広さや多様さを感じたようでした。

あなたはどこの国の人かな?
あなたはどこの国の人かな?

世界の遊び体験コーナーへ ようこそ!

15:30-16:30

県内の留学生や日本語国際センターで日本語を学ぶ研修生が、子どもたちに自分が昔楽しんだ遊びを教えてくれました。

ネパール 「マツァ&ビャグト」 中国 「ゴム跳び」
ネパール 「マツァ&ビャグト」 中国 「ゴム跳び」
 ネパール 「ロック」  ベトナム 「列車ごっこ」
 ネパール 「ロック」  ベトナム 「列車ごっこ」
 ハンガリー 「やきとり」  ミャンマー 「とびあそび」
 ハンガリー 「やきとり」  ミャンマー 「とびあそび」

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